昨日のお道具の訂正とお詫びー萩焼茶碗の高台の’ときん’ときんは、お茶では通常、頭巾ではなく兜巾と書きます。そちらで覚えてください。


本日のお道具 南京菱馬水指


正月明け、ウチでは、高麗卓に呉洲絵菱馬の水指を合わせています。兵庫県の打手焼です。馬は、前方にのみ疾走しますから、縁起の良い動物と考えられています。この水指は、母が馴染みの道具屋から勧められ手に入れました。私も稽古道具として使っています。ところが昨年9月、堀内分明斎宗匠喜寿祝い茶会の濃茶席で、思わぬ出会いをしました❗️ウチの呉州絵菱馬水指の本家と思われる水指、南京菱馬水指です‼️ おそらく焼物師が、堀内家の水指を見て写したのでしょう。私は拝見した時、じつはもう少しで叫びそうでしたが、、場所柄もあり、私の感動を理解してくれるひとが誰もいない状況でしたので、なんとか平静を保つことができました、、
南京菱馬水指 中国清代 景徳鎮の民窯で作られたと想像しています。細い菱の姿は小気味よくコバルトブルーの発色も美しい、その魅力はウチの水指とは比べようもありません!KM